【施工事例】鉄板ベース×真鍮切り文字置き型サイン(未塗装)

鉄(アイアン)製ベースに真鍮(ブラス)切り文字を組み合わせ、あえてクリア塗装すら施さずに「完全未塗装」の状態で出荷した、特注の置き型店舗看板を製作いたしました。
クリア塗装等でコーティングしてしまえば、作った瞬間の美しさをキープできます。
しかし今回は、あえてそれを施していません。時間の経過とともに、鉄は味わい深い赤錆・黒錆の混ざり合うグラデーションへ、真鍮は鈍く美しいアンティークゴールドへと、それぞれ固有の表情に変えていく「育てる看板」としての仕様です。

素材 ベース:鉄板(未塗装・黒皮仕様)、文字:真鍮無垢板切り出し
加工法 高精度レーザーカット、精密ベンダー曲げ、裏面スタッド溶接
ポイント

屋外に設置されることで、ベースの鉄板はゆっくりと深い色味のサビを纏い、真鍮無垢から切り出した「露しぐれ」の文字は少しずつ輝きを落ち着かせ、ヴィンテージ感あふれる上品なゴールドへと深化します。お店の歴史と共に、看板そのものが味わい深く育っていくプロセスを楽しんでいただけます。

真鍮文字を鉄ベースに直接ペタッと貼り付けるのではなく、裏側にピンを立ててわずかに浮かせた状態で固定しています。 これにより、自然光や夕暮れ時の街灯が当たった際、美しい「影」が背後の鉄板に落ち、切り文字の流麗なフォントの輪郭がより立体的かつ印象的に浮かび上がります.

鉄ベースを折り曲げた際の質感や、点付け溶接の痕跡などを、あえて完璧に消し去らずにツールマークとして残しています。 このインダストリアル(無骨)な手仕事の跡が、凛とした真鍮文字の上品さと見事な対比を生み出し、和モダンな店舗や、隠れ家的な空間に抜群の存在感をもたらします。

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