サスティナビリティと板金。アフリカの井戸を再生する「SUNDA WATER」と土肥板金工業の挑戦|京都の技術が世界を潤す

「板金加工の技術で、世界から『直せない井戸』をなくしたい。」
そんな熱い志を持つ株式会社Sunda Technology Global様と共に、私たちが取り組んでいるのが「SUNDA WATER」というプロジェクトです。
アフリカの農村部で、壊れたまま放置されている手押しポンプ。
それを、誰でも修理でき、壊れにくい日本品質の技術で蘇らせることを目的としています。
今回は、店舗什器の製作とはまた一味違う板金屋の社会問題への関わり方をご紹介します。

1. 「壊れない」のその先へ。極限の環境が求めるモノづくり

ウガンダの現地で井戸を直す人々
アフリカの現場は、私たちが想像する以上に過酷です。 
砂混じりの水、照りつける太陽、そして数百人が毎日休みなくポンプを漕ぎ続ける状況。
並大抵の製品では、数ヶ月で部品が摩耗し、動かなくなってしまいます。
SUNDA WATERの製作で追求したのは、「究極の耐久性」と「メンテナンスの簡素化」です。

  • 摩耗に強い素材選定と加工
  • 現地の人が、身近な道具だけで修理できる構造
  • 何度動かしても歪まない、強固な溶接

これらは、普段私たちが什器製作で培っている「1mmの狂いも許さない精度」と、「素材の特性を活かす知恵」の結晶でもあります。

2. 「図面」を形にするだけではない、パートナーとしての伴走

SUNDAと土肥板金工業によるポンプ
SUNDA WATERの開発は、最初から完璧な設計図があったわけではありません。 
「現地でこんなトラブルが起きた」「もっとこうすれば安く、丈夫に作れるのではないか」
SUNDAさんと何度も議論を重ね、試作と改良を繰り返してきました。単に注文されたモノを作る「下請け」ではなく、一緒に課題を解決する「開発パートナー」であること。
「想いを形にするための試行錯誤」こそが、土肥板金工業が最も得意とする領域です。これは、デザイナーさんのふわっとしたイメージを形にする什器製作のプロセスとも、深く通じています。

3. 京都の町工場から、世界へつながる誇り



私たちが日々叩き、曲げ、溶接している金属。 
それが海を渡り、遠く離れたアフリカの地で、子どもたちが安心して水を飲める環境を作っている。この事実は、私たち職人にとっても大きな誇りです。
先日、実際にウガンダから現地の職人たちが、私たちの工場へ勉強に来てくれました。
言葉の壁はあっても、同じ「モノづくり」に携わる者同士。
私たちの技術を吸収しようとする彼らの姿に、私たちも大きな刺激を受けました。
どんなに良いポンプを作っても、いつかはメンテナンスが必要になります。
その時、現地の職人が自分たちの手で誇りを持って直せるように、「京都の板金技術」を惜しみなく伝えることも、このプロジェクトの重要なミッションだと考えています。
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まとめ:あなたの「想い」も、私たちが形にします

sundaと土肥板金のコラボによるポンプ

社会を良くしたいという大きなプロジェクトから、空間を彩る一点ものの什器まで。 
「こんなもの、作れるかな?」というアイデアがあれば、ぜひ私たちに聞かせてください。
お問い合わせフォームやInstagramのDMからもお問い合わせがいただけます。
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