【特注照明・店舗金物】繊細な曲げと溶接で仕立てるオーダーメイド・ランプシェード

こんにちは!京都で創業75年の土肥板金工業です。
早いもので8月に入り、間もなくお盆休みですね。
京都は相変わらず猛暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
お盆休み前の駆け込み案件や、連休明けの店舗オープン・改修工事に向けた準備で、現場も慌ただしく動かれている頃かと思います。

さて、秋の店舗オープンや改装に向けた内装デザイン、インテリア空間の検討が進む中で、空間の雰囲気をガラッと変えてしまうのが「照明(ランプシェード)」です。

  • 「市販の照明器具だと、どうしても空間のコンセプトに馴染まない」

  • 「金属の質感を活かした、華奢で繊細かつ存在感のある特注シェードが欲しい」

  • 「複雑な意匠デザインを形にしたいが、強度や収まりの相談に乗ってくれる金物屋を探している」

といったお悩みを抱える店舗デザイナー様やインテリアコーディネーター様も多いのではないでしょうか。
金属加工というと無骨な「工業製品」をイメージされるかもしれません。
しかし、板金職人の緻密な「曲げ」と「溶接」の技術を組み合わせることで、まるで糸を紡いだかのような美しく柔らかい表現が可能になります。
今回は、私たちが手掛けた「極細の鉄丸棒で組み上げた特注ランプフレーム」の製作事例を中心に、金属製ランプシェードの魅力やオーダーメイドならではのこだわりについて詳しくご紹介します!

製作事例からもご覧いただけます↓

【施工事例】オリジナルランプフレーム

1. 極細鉄丸棒が生み出す「繊細さと重厚感」

今回ご紹介するのは、幾重にも重なる曲線が美しい、特注のオリジナルランプフレームです。
一見すると、繊細な糸や竹を編み込んだかのような滑らかなシルエットですが、素材には「鉄」を採用しています。
鉄特有の重厚感を残しながらも、空間を圧迫しない軽やかなデザインに仕上がりました。
インダストリアルな空間にはもちろん、モダンな店舗やナチュラルテイストのアクセントとしても存在感を発揮します。

土肥板金工業が作った鉄のランプシェード

土肥板金工業が作った鉄のランプシェード【製作概要】

  • 用途: 店舗・インテリア用 オーダーメイドランプシェード(ランプフレーム)

  • 素材: 鉄(丸棒)

  • 加工方法: 鉄丸棒の高精度曲げ加工および精密溶接組み立て

  • 納期目安: 約3週間

2. 極細素材を「寸法通りに魅せる」裏側の技術

このデザインを実現するためには、高度な板金・溶接技術と、綿密な収まりの計算が欠かせません。
製作における主なポイントは以下の2点です。

土肥板金工業が作った鉄のランプシェード

① 他パーツとの兼ね合いを考慮した「寸分の狂いもない曲げ加工」

今回のランプシェードは、単体で完結するだけでなく、ソケットや他の取付部品とぴったり噛み合わせる必要がありました。
非常に細い鉄の丸棒は、曲げを加える際に歪みやクセが出やすく、一本ごとの寸法管理が極めてシビアになります。
職人の手と治具を駆使し、美しい曲線を保ちながら正確な寸法で仕上げています。

② 意匠性を損なわない「溶接箇所の選定と熱歪みの抑制」

丸棒自体が非常に細いため、溶接時の熱による歪みがダイレクトに全体へ影響してしまいます。
また、あえてフレームを見せるデザインだからこそ、溶接痕が目立ちすぎると全体の美しさが損なわれてしまいます。
強度を確保しつつ、外観の美しさを邪魔しないポイントを慎重に見極めて溶接を行っています。

3. サビ加工やバイブレーション仕上げで広がる演出

土肥板金工業では、丸棒を使ったフレーム構造だけでなく、板材を用いたクリエイティブな照明・インテリア(創作板金)にも幅広く対応しています。

土肥板金工業が作った鉄のランプシェード

例えば、不要になった鉄板やオブジェの曲線を重ね合わせ、あえてエイジング(サビ)加工を施すことで、グランピング施設やアンティーク調の空間に馴染む深い味わいを出すことも可能です。

土肥板金工業が作った鉄のランプシェード

また、鉄板にパンチングや独自の穴あけ加工を施せば、内側から漏れ出る光と影が空間全体に幻想的な模様を描き出す「光のグラデーション」を楽しむシェードも製作できます。
真鍮やステンレス(上品な質感が出るバイブレーション仕上げやヘアライン仕上げ)、鉄といった素材の選択はもちろん、仕上げの質感を活かした照明演出が実現します。

4. 図面になる前、ラフスケッチの段階から対応可能

デザイナーさんや設計者さんから、「頭の中にこういう照明のイメージがあるけれど、どう作れば綺麗に収まるか分からない」「パーツ同士の収まりや強度が心配」というご相談をよくいただきます。
土肥板金工業では、きちんとしたCAD図面が揃っていなくても、手書きのスケッチやイメージ写真があればそこから一緒に形にしていきます。

  • 見た目の美しさと製品強度を両立する「構造・曲げ方の提案」

  • バイブレーション仕上げなどの表面処理を活かす「加工手順の組み立て」

  • 現場で職人さんが取り付けるときに苦労しない「収まりの工夫」

京都でずっと板金に向き合ってきたからこそのノウハウで、クリエイターの頭の中にある理想を現実の金属に落とし込むお手伝いをします。

まとめ:こだわりの店舗照明・特注ランプシェードなら

店舗金物やオーダーメイド照明は、機械の性能以上に、職人の経験と丁寧な手仕事がそのまま形になる面白い分野です。
ステンレスのバイブレーション仕上げをはじめ、アルミ、銅、鉄など、「こんなデザインの照明シェードって作れる?」「収まりはどうしたらいい?」といった疑問があれば、いつでも気軽に土肥板金工業まで声をかけてみてください。
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